冬期講習会も前半が終了した頃でしょうか。
最近ちょっと驚いたエピソードを。
受験生相手の授業中に、努力を喚起するために、昔の激しかった大学受験の時代の話をしました。
それを聞いていたクラスの一人の女の子が衝撃の事実(?)を語ったのです。
聞いたこともないことを、突然言い出すので、ビックリしてしまいました。
女の子は真剣な真顔で言います。
さて、みなさん、こんな話、聞いたことありますか?
私はこの業界にある程度長くいますが、聞いたことありません。
イジメ苦の生徒自殺の話は聞きますが、それ以上って・・・(@_@;)
恐らく、子供たちの間で勝手に拡がっていった根拠のない噂話だと思うのですが。
(どなたか客観的なデータをご存知の方がいれば、教えてください)
本当だとしたら、自殺したその子の親御さんの教育方針をちょっと疑ってしまいますが・・
嘘だという前提ですが、噂話というのは何だか怖いですよね。
受験そのものを否定する人も、もちろんたくさんいるでしょう。
受験否定派の人達が広めた噂だとしたら納得がいきます。
私も、テスト結果だけで判別されてしまう現在の受験制度が全て良いとは思っていません。
しかし、長い人生に於いてこの受験でしか味わえない経験、感動や思い出ができるのも事実です。
本気で受験に向けて頑張ることで、克己心・計画性・自己分析能力・暗記力・思考力・洞察力などが磨かれてそれが自分の力になりますし、関わってくれる講師やお父さんお母さんをはじめとする大人たち、そして友達からの励ましや思いやり、感動、苦しさ、楽しさなど貴重な経験をするでしょう。
我々講師も、担当している生徒たちに喜びを掴んでもらいたいがために、講習会でも熱く指導しているわけです。
受験生のご家庭としては、お子さんにとって有意義な受験となるように、併願パターン、学習環境を整えて我々大人も頑張っていきましょう。(私も正月返上で授業です・・)
噂や周りはどうあれ、あとは自分のベストを尽くして頑張ってもらいたいですよね。
良いお年をお過ごしください。