春期講習会が終わりました。 当たり前のことなんですが、やっぱり復習って大切だなぁと感じます。
たとえ優秀な生徒だと思っていても、過去に学んだ内容を結構忘れてしまっているのですね。
冬にやったAという単元内容、当時は類題も結構学習し、ある程度定着したかに思えました。
そしてその後、特に復習することなく別の単元を数ヶ月学びました。
すると…
学年で上位の生徒ですら、やっぱりA単元のやり方を忘れてしまっているんですね。
「あれ、約数の文章題、どうやるんだったっけ?」
「あれ、N進法の問題ってどうやって解くんだっけ?」 「あれ、中和の計算ってどうやるんだっけ?」
… (^_^;)
もちろん、復習で何問か解いているとやり方を思い出してくれます。
「あっ、そうだそうだ。こうやるんだった!」
忘れた頃にもう一度やり直すと、”自分の忘れがちな問題”を自覚しながら、再度やり直すことになるので、とても効果的ですよね。
もちろん、国語や社会の知識問題は当然のことです。
普段の授業では限られた時間で、カリキュラム消化に終われてしまうことも多いのですが、 やはり、講習会というまとまった時間の取れるときに、しっかりと広い範囲をまとめて復習することは効果的だな、と改めて感じた次第です。
範囲の広い受験内容。 色々と発展問題にも取り組みたいのは山々ですが、やっぱり基本を完全定着することがとても大切ですよね。 基本の復習、あなどれません。
首都圏の受験生は、早くも4月から合否判定模試が控えています。
講習会で復習した成果を、テストで発揮してもらいたいですね。