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ツァイガルニク効果

宿題をする親子 塾講師のつぶやき…

夏休みの宿題、たくさんあって大変ですよね。

なるべく早く終わらせるにはどうしたらよいでしょうか?
心理学的に効果的な方法があります。

人間は、一度何かに取り掛かると、中途半端だと気持ちが悪く緊張感が持続する。
逆に完了すると緊張感が緩和する、という心理が働きます。
これを『ツァイガルニク効果』といいます。

※Wikipedia 「ツァイガルニク効果」より
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%AF%E5%8A%B9%E6%9E%9C

つまり、とりかかっている最中の中途半端なものを抱えていたほうが、早く終わらせたいという欲求が高まって、早く進むというのです。
逆に、一度も手をつけていないものは、なかなか取り掛かりにくいというんですね。

そういえば、読書感想文とか、習字とか、なかなか面倒で後回しにしていた記憶、ありませんか?
そこで、ツァイガルニク効果を利用して、例えばこんな感じに取り組んでみては…

●ドリルなど毎日定期的に行うべきものは、最初に日付の部分だけ書き込んでおく。
●読書感想文は、本を読み終わっていない段階でも、作文用紙にタイトルを先に書いておき、読み終えたらすぐ書けるように準備しておく。
●一つの教科だけやるのではなく、つまみ食いのようにやるべき宿題をすべて少しずつ取り掛かっておく。

結局やっぱり日々の積み重ねなんですね(^^)
暑さに負けないように、勉強しやすい環境をつくって上げてくださいね。

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