陽気な連休が続いていますが、受験生のお持ちのご家庭は何かと大変ですよね。 合格判定模試の出来具合はいかがでしたでしょうかね・・
さて、ある日の塾での受験生とのやり取りです。
「うちのお父さん、テレビばっか見てるんだよ~<(`^´)>」
厳しいかもしれませんが、こんな感じで、斬り捨てます(苦笑)
とは言いつつも・・・
人間というのは、周りの環境によって、仕事や勉強への身の入り方も変わるものです。
ご家庭で周りがテレビを観て笑っているところで一人黙々と勉強するのは、かなり酷なことですよね。
「お前は受験生だから勉強しろ!」
と言われても、周りがそんな環境だと寂しいものです。
かと言って、一人奥の勉強部屋に押し込められても、なかなか集中力が続かないこともあります。
不思議なもので、一緒に勉強する友達がいたり、周りに人の目があった方が、勉強がはかどる場合も多いのではないでしょうか・・
さて、すでに受験を終え、わが子を第一志望に合格させた先輩お母さんから聞いた話で、なるほどな、と思ったことがあります。
それは、「親もその時期、一緒に勉強した」というのです。
一緒になって中学受験の勉強をする、という話もありますが、別にそうでなくても構いません。
中学受験とは別に、自分で身につけたい知識を本を買ってきて勉強したというのです。
仕事で役に立つ資格をとるための勉強や、中学受験で関心を持った歴史の勉強、TOEICなどの語学試験勉強でもいいでしょう。
とにかく、子供が家庭学習している時間帯は、親も一緒に勉強するように心掛けたそうです。
そうすれば、お子さんを勉強部屋に押し込まずに、リビングでも勉強できます。
まぁ、どこまでできるかはご家庭の事情によって違うでしょうが、 親も大変な子供の中学受験シーズンを、「良いチャンス」と捉えて活用したその発想は、見習う価値はありそうですよね。