ある上位校に合格した生徒たちに、入試前に受けた模試の合格判定を尋ねてみたデータです。
模試判定(合格率) 実際の合格者に占める割合
A判定 80%以上 5割
B判定 60%以上 4割
C判定 40%以上 1割
D判定 再考
よくご覧下さい。
合格できた人は模試で80%以上出ていた人たちばかりではありません。
合格者数の僅か半分に過ぎないのです。
C判定だった人にも合格者はいます。
カラクリは、こうです。
もし、「合格でした」と言われた後に、
「実はウソでした」と言われたら、どう思いますか?
怒りますよね~。頭にきて当然です。
でも、もし逆に「不合格でした」と言われた後に、
「本当は受かってました」と言われたら、どうですか?
最初になんで不合格なんて言ったんだ、って怒ります?
怒らないですよね。喜びで一杯のはずです。
つまり、模試で
逆に、模試でC判定やD判定の人が合格できたら、模試のことを批判しません。自分が頑張ったんだと言うだけです。
模試を作成するテスト会社は、たくさん模試を受けてもらえないとやっていけません。信用できない模試だと思われたくありません。
したがって、合格判定を比較的に辛めにします。
さらに、問題もやや難しめにするわけです。
入試本番がどうなるか、まだまだわかりませんよね。
最後まで、弱冠12歳のお子さんを応援してあげましょう。