■2つの苦痛
何か目標に取り組む際に、2つの苦痛があります。
あなたなら、どちらを選びますか?
受験勉強に取り組む時、苦痛が伴います。
本当は自由に遊びたいのに、 成績を上げるために、合格するために、勉強しなければならない。
学校で疲れているのに、ちょっとゆっくり本を読みたいのに、勉強しなければならない。
行動に移すことは、なかなか苦痛ですよね。
一方、勉強は中途半端で適当にやって、受験本番を迎えるという方法もあります。
勉強は適当にやるだけだから、結構楽です。
せいぜい親や先生を怒らせない程度にやっているフリをして、おけばいい。
もし成績が下がって怒られても、その時だけは「勉強頑張る」っていう風に返事をしておけばいい。
そして、受験を迎えて…
受けた学校がことごとく不合格…
周りのみんなが合格して喜んでいるのに。
やっぱり、ショックです。
もし、そうなってしまった時に、
何のために、何年も放課後に塾に通って、日曜日もテストで時間をつぶし、お友達と遊ぶのも我慢してきたのか……
■『後悔する』っていう苦痛
その苦痛は一瞬ではなく、何年もじわじわと続きます。
過去の生徒でも、中学受験は連続で受験失敗して、高校生まで学歴コンプレックスに悩んだ子もいました。(その子は大学受験でリベンジを果たしたので結果的に良かったんですけどね。)
体験したことがないので、想像してもらうしかないのですが、
きちんと話せば、賢明な子は、今どちらの苦痛を選択すべきか分かるはずなんですよね。
苦痛を伴なってしまう中学受験という目標は、やっぱり大変なのですが、
その です。
合格した時の生徒達の嬉しそうな顔は、かなり大変な塾講師という仕事のモチベーションになるくらいですからね。
「苦痛を乗り越えれば、喜びが得られる」
とっても大切な人生体験を、受験を通して体感してもらいたいですね。