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ご褒美は不純?

ラベルシール その他

塾には、幼い低学年の子たちのやる気を継続させるために、学習結果に対するご褒美としてシールを渡す習慣があります。

シールを継続して集めると好きな商品に交換できるというもの。

宿題をきちんとやってきたらシール2枚、確認テストで100点をとればシール3枚…など。

このシールシステムは低学年用システムで、商品と交換できるのも低学年まで。高学年になるとシールは配られなくなります。
しかし、なぜか6年生になってもシールを欲しがる子は多いんですね(笑)
やっぱり、努力した成果を、何か形として欲しいのが子供なんです。

こういったご褒美システムに対して否定的な意見もあり、自分もかつてそういう思いもありました。

勉強の動機が自分自身を成長させるためではなく、動機がご褒美になってしまう。
ご褒美がなくたって勉強に取り組めるようになるのが本来の学習だ、と。

確かにそうかもしれません。
過度のご褒美は、動機が不純になってしまうキッカケになってしまいます。

しかし、努力を継続するというのは、本当に大変なもの。
大切なのは、一時的な努力ではなくて、「継続」ですからね。

私は『継続させていく』という観点で、ご褒美はとても効果のあることだと思います。

そもそも大人になってからも、ついつい買い物のポイントとか貯めたりしませんか?
ポイントが目的になっているとまではいいませんが、購入を後押しするキッカケになっていたりしませんか?

買い物を続ける事によって、ポイントというご褒美がもらえる、という人間の心理をついた販売店の戦略にいつの間にか乗せられちゃっているわけです(笑)

疲れた時には、ついつい『自分自身にご褒美』なんていいながら、ちょっと高い買い物してしまったり(笑)
大人になっても深層心理は同じかもしれませんね (^_^)

子供のやる気を継続させるために、叱るだけではなく適度なご褒美も考えてみてはいかがでしょう?

受験生は最後の追い込み!
場合によっては受験後のご褒美をチラつかせ(^^)
悔いのないようにやり込ませましょう!

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