図は自分でフリーハンドで描く

  新春に伴い、算数の基本的なことを確認しておきます。
 
 
  ■図は自分でフリーハンドで描け!
 
  どの中学校を受験するにしても、必ず出題される単元があります。
 
  それが、『平面図形』です。
 
  基本的な図形を土台として、それらを幾つか組み合わせた やや複雑な図形が出題されます。
  その図形から相似や合同を使って面積や線分の長さ、比などを求めさせるという形式が一般的です。
 
 
  この平面図形の問題をできるようにするために、私が低学年のうちから徹底させるのは、
 
  『自分でフリーハンド(定規などを使わない)で図を描かせること』です。
 
  テキストや問題に描かれている図に書き込みばかりしていると、図形のセンスが身につきません。
  テキストの図に絶対書き込んではダメというわけではありません。
  しかし実際の入試で大問で(2)(3)と同じ図形に描きこんでいると汚くなってひらめきません。
 
  すかさず余白に必要な部分の図をサッと描いて、その図をもとに解くというのが王道です。
 
 
  自分で図を描くことができない子で、図形問題が得意という子は、私が教えてきた生徒達の中では、正直見たことがありません。
 
  脳の専門家ではないので詳しくは分かりませんが、図形に対する直感的センスは「自分で図を描くことによって」磨かれるものだと思っています。
 
  フリーハンドで描くのは、描くスピードが速いのと、入試本番の時に定規を使ってよい学校というのが少ないからです。
 
 
 
  新学期になり新小6の最上位クラスを担当することになりましたが、ある算数の能力がかなり高い子がいました。
 
  計算力、解答能力、スピードも速く、素晴らしいものを持っています。
 
  しかし、その子は図形問題が苦手です。
 
  ノートを見てみると案の上、計算だけで図が描けていません。
 
 
  自分で図を描くように命じると、周りの子と比べて描くのが遅いし、下手です。
 
  これは4、5年生の時に自分で描くことを指導されていないか、描くのを面倒がってサボっていた証拠です。
 
 
  さらに自分で図を描くクセをつけることは、実は『立体図形』にも良い影響を与えることになります。
 
 
  今まで、描くクセをつけていなかったお子さんも、最初は大変だと思いますが、少しずつ描くクセをつけるようにしていきましょう。
 
  慣れてくると、早く上手な図が描けるようになりますし、図形のセンスが磨かれてきますよ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。



ブログ村へ

中学受験ブログ情報へ



Sponsored Links


コメントを残す

*