今年度は久しぶりに小4を担当することになりました。
さて、算数を解く際のミスのひとつとして、
『自分の書いた数字を読み間違える』
というのがあります。
筆算で”6”と書いているのに、答えの欄に”0”と書いてしまっているのです。
もちろん、きちんと数字を書けるお子さんにとって、それはあり得ないほどのバカらしいミスですよね。
ところが、小4くらいの字の雑な男の子なんかだと、こんなミスが普通に起こってしまいます。
よく見かけるのが…
●6か0か見分けがつかない
●0がUのようにきちんと丸で閉じられていない。
●1か7か区別がつかない。
●8の書き方が変(笑)。右上から左上に書きますよね。
●9がyのように丸が閉じられていない。
●7がカタカナのワのようになっている。
●3か5かわからない字(笑)
●イコール”=”が、”こ”になっている。(時々”2”になることも…)
最近同僚から驚愕の事実を聞きました。
思い出してほしいのですが、我々が子供の頃、数字や平仮名、漢字を学んだとき、どのように練習しましたか?
ドリルのようなもので、先ずはお手本の薄い字を上からなぞって”型”を学び、それからお手本を見ながら、何度も繰り返し書きましたよね。
ところが、最近の小学校では、それをやっていない先生もいる、とのこと。
もしそれが事実だとしたら、字が汚い、数字がきちんと書けていない、というのは納得がいきます。
ただ、いずれにせよ受験では記述も見る学校もありますし、先程のような変なミスをなくすためにも、綺麗な字で書くよう指導するに越したことはありません。
ということで、4年生のうちに数字の書き方はきちんとさせておかないと…
そんな超基本指導から始めています…(^_^;)