ある町でのお話です。
A町に住んでいたAさんが、C町に移住してきました。
Aさんは、以前住んでいたA町は、嫌な人が多かったので、新しく来たC町がどんなところか知りたくて、最初にC町の長老を訪ねて聞いてみました。
「C町はどんな町ですか?」
長老は答えました。
「あなたが以前住んでいた町と同じような町だよ」
Aさんは失望しました。
そして、C町に移り住んで数週間後、思いました。
「確かに、あの長老の言った通りの町だな・・・。」
時同じくして、
B町に住んでいたBさんが、Aさんと同じC町に移住してきました。
Bさんは、以前住んでいたB町は、親切でいい人が多かったので、新しく来たC町がどんなところか知りたくて、最初にC町の長老を訪ねて聞いてみました。
「C町はどんな町ですか?」
長老は答えました。
「あなたが以前住んでいた町と同じような町だよ」
Bさんは喜びました。
そして、C町に移り住んで数週間後、思いました。
「確かに、あの長老の言った通りの町だな・・・。」
さて、C町は、同じC町です。
しかし、AさんとBさんの感じ方は異なります。
なぜでしょうか?
注目しているところが違うわけです。
プラスに注目するか、マイナスに注目するか。
もちろんお子さんに対してもそうですよね。
「成績も悪いし、やる気もない。本当にダメな子ね・・」
と思うか、
「少々ルーズだけど、小学生のうちからこんなに難しい問題をよく頑張って取り組んでいるなぁ」
と思うかによって、その後のその子の人生は変わってくるのではないでしょうか?
マイナスはマイナスを呼び、プラスはプラスを呼ぶものです。
親がマイナスばかりに注目すると、子供もマイナスばかりに注目します。そして、自信もなくし、やる気もますますなくなります。
「どうせ自分はおちこぼれだからな・・・」
しかし、プラスに注目してあげる事を忘れなければ、子供もマイナスに落ち込んでいく事はないでしょう。
「課題はあるけど、もっと頑張れば克服できるはずだ。」
いかに子供にプラス発想させるか?
そのためには、大人である我々が、子供のプラスを見てあげないといけないですね・・・
コメント
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よく訪問させてもらっています。
この喩え、分かりやすいですね。
考え方の大切さ、よくわかりました。
今後も色んな内容を期待しています。