本日、全国統一小学生テストが行われましたね。
私も小3と小4の一般生(塾生ではない生徒)のテスト監督をやりました。 そのときの小3一般生のテスト監督の様子を簡単にご報告します。
お母さんは保護者会の教室へ。 生徒たちは来た順に座らせていたので、ほとんどの子は初めて来た塾で、周りも知らない子ばかり・・
私と会うのももちろん初めてです。
20名弱の小学3年生は、全員緊張していました。
小3はテスト前の準備が大変です。
まず、そのままテストを受けさせても、マークシートの記入ができない。
時間をたっぷりかけて、マークシートの記入の仕方の練習です。
説明する際、ポイントを押さえながら、順調ににこやかに指導。 時々冗談を交えながら、テンポ良く進めていくと、子供たちも段々気持ちがほぐれてきたようです。
小3だからと思って、所々ひらがなで板書していたら、
「先生、漢字わかりますよ。」と。
おぉ、何となく賢そうな3年生。バカにしてゴメンね。
マークシートの書き方も分かるようになり、何となく和やかになってきたので、いざ、テスト前の注意。
① おしゃべり禁止!
② カンニング禁止!
③ 質問やトイレに行きたいときは手をあげて。
さて、最初の算数は難しかった・・。
ある男の子は、もう分からなくて分からなくて、うめきながら頭をかきむしる始末・・・
「あ~、もういいや・・・」
どうやら、こてんぱんだったようです・・・(-_-;)
中には賢そうな子もいましたが、 ほとんどの生徒が時間が足らなかったようですね。
ある男の子が手をあげました。
(質問かな?)と思ってその子に近寄ると、男の子は笑顔まじりの小さな声で、言いました。
「(あのね、この問題、対策授業の時、似たような問題をやったから、分かったよ。(^_^))」
おっと・・・・
これが、小3ならではの可愛いところですね・・・(苦笑)
塾で事前に開催していた対策授業に参加していたので、 それが役に立って嬉しかったんでしょう(笑)
算数が終わった休み時間には、知らない子同士だった隣の子といつの間にか仲良く?なっていて、
「この問題とけた?」
「うん、できたよ。ここがこうなっているから・・・」
といって、確認しあっている風景も。
小3くらいは、打ち解けるのも早いですよね・・・ しばし、感心です。
大人社会で初対面の人にそこまで早くは・・・
続いての国語は、全員が時間が余った様子・・
四谷大塚さん、算数の5分伸ばして、国語は5分減らしても良かったんじゃないの・・・
そんなこんだで、テストも無事終了。
気の抜けないテスト監督も順調に終了しました。
テストで疲れきった様子のある生徒に言われました。
「先生は楽だよね。 テスト中もただ歩いてるだけだもん。」
こらこら・・(-_-;)
先生だって、色々忙しいんだよ!
特に君ら小3のテスト監督は気が抜けないんだよ・・
なかなか手ごわい小3もいますねぇ・・・
さて、帳票が届くのは10日後くらいでしょうか・・
やっぱり算数、難しいですよね・・