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あきらめない心

合格発表で喜ぶ男の子 塾講師の本音

首都圏受験の結果がほぼ出揃いましたね。
毎年この時期は悲喜こもごも。
それなりの結果も出ましたが、やはり担当生徒 全員第一志望合格とはいきませんでした…(+_+;)

■あきらめない心

それぞれのご家庭がドラマチックで、涙あり笑いありとなりましたが、印象に残ったA君をご紹介します。

A君は、決して成績の良いお子さんではありませんでした。
偏差値は判定模試でも60を越えたことがありません。大体55~57くらいです。
しかし、ご家庭の方針で、数多く受験をして経験値を上げ、偏差値60以上の学校にチャレンジしていくことになったのです。

A君は偏差値60以上の学校で戦うのはチャレンジでしたが、何とか直前期には実力も伸びてきていました。
きちんと埼玉県の中学校で押さえをとり、もし東京の学校に受からなかったら、埼玉に引っ越すことも視野に入れるという力の入れよう…(^_^;)

そして、東京受験。
2月1日 第一志望校 ×
2月2日 第二志望校 ×
2月3日       ×

連続で不合格をくらってしまいました。
実際、3日までに3連続不合格が出ると、精神的にまいってしまって、4日の受験が出来なくなる子もいます。
A君はそれでも笑顔でがんばりました。

2月4日 第三志望校 ×

この頃に入試応援に行くと、深刻な面持ちで向かう子、半泣きになりそうな顔で向かう子すら見かけます。
でもA君は、「最後まであきらめない」という教えを忠実に守り、元気な笑顔で入試会場に向かったのです。

そして、
2月5日 第四志望校 ○

A君はあまりの喜びで、電話で結果報告をしてきた時は、何を言っているのか分からないくらいに喜んでいました(*^_^*)
たとえ第四志望校でも、連続不合格のつらい時期を乗り越えて、最終的に倍率約3倍を乗り越えて合格をつかむことができました。
本人にとって、とても素晴らしい体験になったんだろうと思います。

そして、すっかり入学の準備をしていた頃…

2月2日の第二志望校 ×⇒○  

何と、A君の家に第2志望校から繰り上げ合格の連絡が届いたのです。
補欠にも引っかかっていなかったので、まさに寝耳に水の連絡でした。

A君のあきらめない心が、更なる合格を引き寄せたのかもしれませんね…(^_^)
あきらめないこと、そして、押さえの学校を確保していることの大切さを改めて感じることができました。

皆さんの中学受験では、どんなドラマがありましたか?
もし良かったら、教えてくださいませ。

◎中学受験を終えてみての感想 募集中   ⇒ makishi0509@yahoo.co.jp

さて、我々講師はすでに来年に向けて、指導開始です。
ちょっと一息入れたいな…(^_^;)

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