先日、YT教室の組分けテストの結果、見事トップクラスに合格した5年生の生徒のお母さんから、聞いた話です。
お母さんは、とてもしっかりされた方で、娘さんの中学受験指導を小学4年生まで自宅で行っていました。
そうです、お母さん自身が全教科教えていたのです。 優秀なお母さんで、ご自身で教科内容を教えることもできるし、塾に通わせずにお子さんを上位のレベルまで成績を引き上げていました。
しかし、5年生になって、やはり限界に至ったというのです。それは、お母さんが教科内容を教えられなくなったという理由ではありません。 お子さんが受験勉強を嫌がりだしたというのです。
「どうしてみんな遊んでいるのに、自分だけ勉強しないといけないの?」
といって、グズることが多くなったというのです。 学校の友達は、中学受験を考えている子が少なかったので、遊びたい盛りの子供としては当然の反応です。
そこで、お母さんは当塾の門を叩いて下さったというわけです。
塾に通わせるようになって、クラスメイトと仲良くなり、一緒に授業を受け、テストを受けるようになって、 塾通いが楽しくなり、今では家でお母さんがサポートしなくても自分で勉強するようになったとのこと。
「今では、以前のように学校の友達と遊びたいとか言わなくなりました。塾が楽しいようです。」
お母さんから、色々と感謝の言葉を頂きました。
感謝の言葉は頂きましたが、私としては教科内容で必要なことを教えていただけです。むしろ元気な子なので時々叱ったりしながらも、それなりに楽しい雰囲気づくりを心掛けて授業をしていただけなんです。
やっぱりモチベーションや成績が伸びたのは塾の友達の影響が大きいと感じます。
お互いがライバルかもしれませんが、やっぱり良いライバルがいてこそ、一生懸命頑張れるんですね。
感謝すべきは、「塾友」ってところですかね。
お互いが刺激し合い、支え合える、そんな友達関係が築けるようにしてあげたいですね。
コメント
いいお話ですね。入塾当時なれない環境のせいか、塾に行くのを嫌がっていました。最近やっとお友達が増えて楽しそうです。
行きたくない、といわれたときは親として本当につらい。すぐにやめさせても意味はないし、かなり考えて選んだ塾だからなおさらです。
もう受験まで2ヶ月をきってしまいました。風邪をひかせないようにがんばりますね。