『夏を制する者は受験を制す』 という決まり文句の時期も終わりました。
受験生にとってはいよいよ入試本番まであと5ヶ月です。
これからの時期、受験生は忙しくなります。
(5年生も学習内容の難度が上がるので大変なんですけどね…)
まず、学校の二学期が始まり、学校の授業と共に運動会や文化祭のイベントで時間が取られます。
さらに通常の塾の学習、宿題に加えて、毎月の模試、過去問演習、そして塾の日曜講座などなど…
過密スケジュールにお子さん本人も精神的に圧迫されますし、親御さんも志望校の選定、併願パターンの選定などなど受験本番に向けての準備が必要になってきます。
模試の結果で右往左往して弱点補強しなきゃと思っても、あれもこれも出来るわけではありません。
そこで大切なのが、スケジュール管理。
以前にも書きました、先輩お母さんからのアドバイスでもあります。
※スケジュール管理と塾カバンの想い出②
https://blog.chugaku-juken.net/article/254352622.html
ダラダラと流されてしまうのではなく、 学校のスケジュールや塾のスケジュールを予めカレンダーなどに書き込んでおいて、『お子さんと今後のスケジュール予定を共有しておく』ことが大切です。
そして、家庭学習をする時間をきちんと定め、
『とにかく始まりの時間を守る』 のがポイントです。
取りかかってしまえば、脳が勝手に働き出してくれます。
先輩お母さんによると、調子の良い時は、予定よりも早く終わってしまうので、その時は次の始めの時間までリラックスしていた、とのこと。
子供の集中力には限界があるので、本人の様子をみて勉強と休憩のバランスをとることも大切です。
また、受験生の二学期以降の学習の主たる目的は、
●志望校の問題傾向に慣れる ことです。
その目的を優先しつつ、総合力を高め、模試でも高得点をとって本人の自信をつけさせて上げたいところ。
優先順位を考えながら、スキマ時間を上手に使って弱点科目の補完に比重を高めていくのが良いでしょう。
『スケジュール管理を制する者は受験を制す』