二学期ももうすぐ終わり。塾では冬期講習会が始まろうとしています。
学校が休みになりますので、特に受験生にとっては空いている時間を如何に効率的に学習していくかが鍵になりますよね。
ところが、長時間勉強していると、どうしても集中力が欠けてきます。
塾では、定期的に休憩もありますし、時には講師からの面白い話や復習テストなどでメリハリが付きやすいです。
しかし、自宅で学習するときはどうでしょうか?眠くてなかなか進まないときもあるでしょう。
また、気分が乗っているときはある程度長時間出来ても、気分が乗らないときはなかなか進まないときもあります。
集中していないときは、ダラダラと無駄な時間を過ごしてしまいがちになります。
もったいないですよね。
私自身も長時間予習のために勉強することもありますので、集中が途切れることもあります。
そこで、いくつか気分転換の方法をご提案します。
ここでの提案は、子供の好きなゲームや漫画、ではない方法ですよ。
(そっちの方面に行くと、なかなか戻ってこなかったりするんですよね…(笑))
● 短時間仮眠を取る
体力的にまだ弱いお子さんなどは、夕方頃に軽く仮眠を取ると夜も頭が冴えるそうです。
福岡のとある学校では、「今から仮眠です」と強制的に20分間机に突っ伏して仮眠をとらせるのだとか。
朝から脳をフル回転で働かせると、夕方頃には疲れてくるお子さんも多いでしょうから、お子さんの状態に合わせて実施させると効果的ですよね。
ちなみに私もよく机に座ったまま、うつらうつら…としてしまうのですが(勤務中じゃないですよ(笑))、目覚めた後は脳がスッキリして勉強がはかどります。
●シャワーを浴びる
これはやる気が失せた状態のときに強制的に脳を活性化させるのに効果的です。
暖かいシャワーは気分をリフレッシュさせてくれますし、シャワーの勢いが皮膚を刺激して脳を覚醒させてくれます。交感神経という人間が活動するための神経を刺激してくれるらしいですね。
寝る前に熱いシャワーは寝つきが悪くなるので良くないのですが、日中 気分転換をはかるのには効果があることを、私自身も実践して実感しています。
ただ、やる気が失せているときって、自分一人では動きたくもない状態である場合も多いので、
「シャワーでも浴びて来なさい。シャワーを浴びるとパワーが沸いてくるわよ。嘘だと思って浴びてみなさい。」
という感じで、促してあげる必要はあるでしょうが…(笑)
●軽く体操する
誰でも自然とやってしまうことですが、長時間机に座っていると、あくびや背伸びをしてしまうものですよね。
疲れてきている証拠で、身体が凝り固まっていますし、血めぐりも滞ると脳にも血流が流れにくくなり、結果的に集中力もなくなってしまいます。
勉強からひと時離れて、「ストレッチ体操しようか」という感じで体操してみましょう。
眼の体操をしてもいいですよね。
体操して身体の血めぐりをよくすることは、体調を整えると共に、頭にもいいことです。
他にもお子さんにあった良い方法があるかと思います。
わが子はこんな方法で気分転換している、という方法があれば、ご連絡いただけると嬉しいです。