PR

集中力をつける③

集中力を生み出す力(根気力・一点集中力・リラックス力・瞬発力・発想力など)をどのように身につけていくかを紹介しております。

■リラックス力

●“ながら”勉強も良し悪し

集中力の高い子は、実はリラックスをする事が上手です。 

この「集中力診断テスト」が行われた東京成徳大学中学校では、リラックス力の高い子は、 「“ながら”勉強をする事が多い」という意外な傾向が見られたようです。

例えば、ラジオを聞きながら勉強するとか、音楽を聴きながら勉強するといった具合です。 

集中すると、2つのことに同時に注意を向けられないはずですが、これはどういうことでしょうか?

心理学的な分析によると、これは集中が途切れた時に、ちょっと音楽を聴いて上手にリラックスしているのです。

勉強に没頭している時は、音楽やラジオは単なるBGMの役割となっているんですね。

勉強の小さな区切れごとに音楽やラジオに軽く耳を傾けてリラックスし、また再び勉強に集中する・・・

集中とリラックスを上手に細かく繰り返している」という状況と言えそうです。   

 

因みに、私が授業準備などで勉強に集中する時、あるいは、このメルマガを書くときなど、どうしているかというと・・・?

実は私は、全く静か過ぎる環境だと、かえって集中力が続かないのです。静かな書斎があるのにも関わらず・・。

逆に喫茶店でコーヒーを飲みながら、多少周りの雑音や喫茶店のBGMが流れているほうが、かえって長時間集中する事が出来ます。

書斎でメルマガを書いたり、勉強したりするときは、 まずTVを消して、電気スタンドをつけ、ランダムに流れる音楽をかけます。そして好きなカフェオレを入れれば準備万端。

2時間くらいは集中して取り組めます。

自覚はないのですが、「集中とリラックスを細かく繰り返している」のだと思います。

 

以前TVに出演していた日本を代表する数学者の黒川信重教授は、複雑な計算の世界に没頭する時は、決まって毎日の通勤電車の中だそうです・・。

静か過ぎるとダメで、あの軽い揺れ具合が良いのだとか・・

個人の性格によって、全く静かじゃないと集中できないという人もいるかと思いますが、自分に合った集中できる環境を整えるべきですよね。

   

●心の雑念に負けない

集中力に影響するのは環境ばかりではありません。    

学校や塾での出来事を悔やんだり、友人関係に悩んだりと、感情の乱れが集中を邪魔することは大いにしてあることです。

テストの診断結果では、リラックス力の高い子は「怒られてもあまり気にしない」という結果だそうです。  

生まれ持った性格もあるとは思いますが、本来子供は周りからの愛情に支えられていれば、精神的にも安定し、多少の困難も乗り越えていくものです。

お子さんが何かに悩んでいるようでしたら、よく話を聞いてあげて、安心させてあげたいものですね。

長い目でお子さんの成長を育んでいきましょう。

お父さんと僕、勉強中

 

コメント

  1. 匿名 より:

    ぼんくらママさま
    応援ありがとうございます。
    とても毎日とはいきませんが、ぽつぽつと更新は続けていきますので、末永くご観覧くださいませ。
    少しでもお役に立てる内容があれば幸いです。

  2. ぼんくらママ より:

    「子供の成長を長い目で見る」
    受験まで残り7ヶ月になった今の私には(受験するのは息子なのに)なかなか難しいことですが、とても大事なことですね。
    よく肝に銘じておきます。
    私も真貴志先生を応援していますよ!
    これからも頑張ってくださいね。

  3. 真喜志 より:

    ご迷惑をおかけしております。
    現在旧ドメインで臨時対応中です。
    パソコン素人なので、受験生に負けずに勉強して原因を究明中です。
    案外トラブルがあると、勉強するものですね(苦笑)
    応援して下さって、本当にありがたいです。
    これからもよろしくお願いします。

  4. 英語くん より:

    あ~よかった!
    サイトを開けない時期があって心配しました★
    ボクも多少の雑音があった方が集中できます。なので家で学習する時は「スカパー!」でCNNのニュースを流したり、喫茶店で本を読んだり・・・
    何も音がしないとそれがストレスですね~
    応援して帰ります!ぽちっとね♪

タイトルとURLをコピーしました