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高校生メダリストに学ぶ

ロンドンオリンピック始まりましたね。    

講習会中なので、もっぱら夜のスポーツニュースを軽く観る程度なんですが…      

そのニュースで驚いたことがあったので、話題に上げさせてもらいました。

■高校生メダリスト 荻野公介の作文

競泳男子個人メドレー400m。    

若干17歳、もちろんオリンピック初出場の萩野公介(はぎのこうすけ)は、   400m個人メドレーの世界記録保持者、アメリカの“水の怪物”マイケル・フェルプスからリードを奪い、見事、銅メダルを獲得しました。    

2位とは100分の8秒差でしたので、もう少しで銀メダルでした。  

日本競泳界男子では個人メドレー種目では日本人選手で初、高校生でメダル獲得は、56年ぶりの快挙だそうです。

競泳界の「第二のコウスケ」としてニューヒーローを祝う報道ぶりですね。

彼が中学生の時の映像で、   ペットボトルを額にのせたまま、落とさずに背泳ぎをする映像が放映されていました。

身体の軸がぶれずに泳ぐ訓練だそうです。  

すごいなぁ、という印象。      

実は、もっと驚いたのが、その次に放映された彼の中学2年生時代の作文の一部です。    

少々感銘を受けたので、紹介させていただきます。

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『……   勉強はどうかというと嫌いな方ですが、運動と同じように努力することは好きです。勉強をしていて新しい知識を覚えるのはとても楽しいことだと思います。

また、中間、期末テスト、実力テストで、前よりも順位が上がると、「出来る人よりも努力したんだ。」と、単純なことでうれしくなります。    難しい問題に挑戦して、解けてその答えがあっていると、その場で自分が成長した気分になれる時もうれしいです。

人間が一番大切なことは、努力すること、挑戦することのどちらかだと思います。    

努力しなくなったら、人間の中身の成長がそこで止まってしまいますし、挑戦しなくなったら、人間はそこで終わりだと思います。

僕は将来に向けて、運動、勉強のどちらも挑戦し続け、努力し続けます。

その途中には、一人じゃとても乗り越えることが出来ない程 高い壁がいくつも待っていると思います。

その時には、家族を中心とした周りの人たちの力を借りて乗り越えたいと思います。

そして最終的に自分が幸せに生きていたら、それまでの努力が報われていると思います。…』

萩野 公介(作文の一部)

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中2でこんな文章が書けるとは、なかなかの人物ですね。    

たゆまぬ努力! 飽くなき挑戦心!

 高い意識を持って、オリンピックメダリストになれたのも うなずけます。      

さて、うちの生徒たちにも萩野選手の爪の垢でも煎じて飲ませたいのですが…(^_^;)      

とりあえず若きヒーローを紹介して、生徒たちの意識を少しは向上させることが出来れば、と。。

 

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