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暑さの中での学習

暑がる男の子 その他

猛暑の季節になりましたね。

受験勉強を控えている子供たちにとっては、頭はボ~っとするし、勉強しやすい季節とは言いがたいですねぇ(^_^;)

かくいう私も暑くなると仕事が進まないので、ついついクーラーの効いた部屋や、喫茶店などに駆け込んでしまいます。

■暑い日のご自宅での勉強環境、どうしてます?

さて、お子さんのために、ご家庭ではどうされていますか?

A.勉強部屋以外にもエアコンをつけて、一日中、同じ気温の中で生活できるようにする
B.勉強する部屋だけエアコンをつけて、快適な中で勉強できるようにする
C.勉強中もエアコンはできるだけ使わないで、扇風機などで涼を取る

Bの方が多いんでしょうかね。

あるいは、Aに近づけたいけど、難しいので塾の自習室や近くの図書館などの公共施設で、
勉強が可能な場所に連れて行く、という手もあるかもしれません。

確かに勉強面では快適な場所で集中して行なったほうがいいでしょう。
しかしながら、健康面を考えると、実はCが一番良いそうです。

つまり、エアコンは極力使わない方がいいんです。
それは、エアコンが『体温調節機能の健全な発達』を阻害してしまう恐れがあるということです。

本来人間の身体には自立神経の働きで体温を適切に調節する機能が働いています。

暑い時には汗を掻いて熱を放出し、寒い時には鳥肌になって熱が出て行くのを防ぎます。

このような身体の調節機能を普段から働かせておかないと、体温調節機能が弱まります。

すると、夏に少し外に出ていただけで熱中症になり、冬に少し寒いところに出ただけで
風邪を引いたりと、弱い身体になってしまうのです。

確かに普段の塾の授業でも、エコ対策もあり、
エアコンの温度は低くし過ぎないようにしているのですが、

「先生~暑い~、もっと温度下げてください~」

という子が、最近は本当に多い気がします。

もしかしたら、すでに体温の調節機能が弱まってしまっている子が多いのかも…(^_^;)

できれば、健全な学力は健全な身体に宿る(^^)ということを考えると、
勉強も健康も両方考えてあげたいところです。

■ 健康も考えた涼しい学習環境

先ほどのCのように、エアコンを使わずとも、体温調節機能の健全な発達を維持しながら
学習に集中させることは可能です。
まずは家の風通しを良くして風を感じられるようにしましょう。

そして最近では頭を効果的に冷やす便利グッズなどが色々開発されています。
それらを頭に巻いて扇風機を回せばかなり快適です。
適度に水分補給をすることも大切ですね。

もちろん、TPOに合わせてエアコンが必要になることもあるでしょう。
余りに暑いのをガマンするようでは、熱中症などの危険もあるので、気をつけないといけません。

しかしながら、過度に冷やしすぎてもいけませんし、タイマー機能などを使いながら、
必要最小限にとどめておくのが良いのではないでしょうか?

 

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