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宿題もっと出して!

ランドセルとノート 塾講師の本音

ーー『 宿題 』

子供達にとっては、とても嫌な響きの言葉でしょうかね…(笑)
私自分もあまり好きな言葉ではありません。 自分がやる側になると、やっぱり大変ですもんね。
しかし、受験を目指す以上、避けて通れる道ではありません。

担当している4年生のクラスでの出来事。
子供達は知恵を絞って、出される宿題を減らそうとツッコミを入れていきます。

「え~~!先生、宿題多すぎるよぉ~~」

4年生くらいですと、素直に拒否反応が…(笑)
余計なことを言おうものなら皆から不満の声も…

A君: 「先生、テキスト最後の計算問題はやらなくて良いんですか?」

講師: 「あっ、そうだった。そっちも宿題ね。」

みんな: 「あ~ぁ、余計なこと言うなよ~」

A君も、(しまった!)ってな感じの顔してます(笑)
ところが、B君は凄いんです。

「先生、宿題もっと出してください!」

堂々とそう発言します。いつもやることがなくなってしまって困るのだとか。
B君は、ただでさえ、他の子より難しい宿題冊子を渡し、難しいから解かなくてもいいよ、といっているチャレンジ問題まで全て解いてきます。
更には、他のテキストの応用問題も全部解いてしまうのです。ゆうに他の子の2、3倍の宿題の量をいつもこなしてしまいます。

それなのに・・・
「まだ、足りない」 というのです。こんな生徒を3年に一人くらい、見かけます(笑) 
経験上、こういう子が最難関の御三家中学校に行きますね。

もちろん、こういう子でないと御三家中学に合格できない、というわけではありません。
必要条件ではないが、十分条件にはなっている、ということです。
子供達には驚かされることも、多いですよね。

首都圏の受験生は残り1ヶ月。お正月気分は受験が終わるまで一旦どこかへ置いておいて、最後まで悔いのないように勉強し切って欲しいものですね。

あんまり更新していないブログで恐縮ですが、今年も一年 ご閲覧ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくおねがいいたします。

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