子どもたちを相手にしていると、当然叱る場面も出てきます。
子どもは成長過程ですから、未熟な状態ですから、当然ですよね。
しかし、叱るのもエネルギーが要りますし、叱られるほうももちろんいい気持ちはしないでしょう。
我々大人も社会に出て、間もない頃、未だ仕事が未熟で叱られることもあったはずです。そのときはいい気持ちはしなかったかもしれませんが、未熟な部分を先を見据えて先輩から指摘されたのであれば、とても感謝です。
よくよく考えてみれば、他人に対してエネルギーを使ってくれるわけですから、ありがたいことですよね。しかし、叱られるとき、何度も過去のことを掘り返されるほど嫌なことはありません。
「だからあなたはだめなんだ。あの時もそうだった・・」
過去の失敗を何度も指摘されては、いじめのようなものですね。それよりも、
「この部分をこう改善すると、あなたはもっと良くなるよ」というような形で未来のための指摘をしてあげると良いのではないでしょうか。
塾の現場では、
「また、こんなに計算ミスをして!またクラス最下位だぞ!!お前ほんとに計算ダメだなぁ。何とかしろ!!」
なんて、言いたくなる時もありますが・・(笑)
と言ったほうが良いに決まってますよね。
未来のための指摘を意識していきましょう。