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夢を与えてくれた卒塾生の言葉

育て方

  先日、卒塾生が3名きてくれました。

  受験が終わって屈託のない笑顔で、少し成長した姿を見せてくれました。

  せっかくなので、後輩クラスの授業冒頭に来てもらい、挨拶をしてもらいました。

  私としては、昨年の受験で大変だった苦労話や受験成功の秘訣の勉強法など、先輩らしい素晴らしい証を期待し、そのように促したのですが、

  まだまだ中学一年生の彼らには、荷が重かったようで、恥ずかしさをごまかすのに手一杯で、何だかたどたどしい話に留まりました。

  ・・・(^_^;)

  あんまり良い証がなかったので、後輩受験生たちに紹介したのはかえってマイナスだったかな、くらいに思ったのですが・・・

  ところが、聞いていた受験生にとって、一年前に同じ場所で頑張っていて、自分たちの憧れの中学に合格した先輩たちの楽しそうな姿は、とても刺激的だったようです。

  勉強、勉強で成績に追われ苦労している彼らにとって、半年後までの道筋が見えたようで、何だか少し目の輝きが変わったのかも・・(^_^)

  ちょうどこの日塾を休んでしまったクラスメイト(Aさん)がいたので、先輩の証を聞いていた生徒たちは

  「あ~ぁ、Aさんも来れば良かったのに。」

  なんて言っています。

  やっぱり、自分の夢を実現した人と直接会うという機会は、とても大切であることを改めて感じました。

  『成績が上がる子は、具体的な夢を持っている子』

  これは確かな事実でしょう。

  最近の私立の学校では、卒業生や社会の一線で働いている人を招いて講演会を開いたりと、在校生に夢を持たせる機会を積極的に提供しているところも多いようです。

  今の子は夢を持ちにくい。確かにそういう環境かもしれません。

  しかし、そういう夢を持たせる機会を作ってあげるのも大人の仕事なんでしょうね。

 

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