一学期ももうすぐ終わりです。
日差しも暑くなり、もうすぐ夏本番でしょうかね。
多くの塾では、一学期の終了時に個別面談などが行われるのではないでしょうか?
今回は、あたりまえの事かもしれませんが、講師と親の視点について改めて注目してみました。
お母さんと話をする時、講師側が注意していることがあります。
それは、講師側
愛情が強いが故に、お母さんとお子さんが気持ちの上で一体化しており、お子さんの問題を指摘されると、非常に親としても心苦しくなるわけです。
もちろん、そのお気持ちは分かります。
我々講師でも、担当クラスの生徒のことを他の講師から批判されたり、問題点を言われたりすると、担当として気分が悪くなるものです。
この業界は成績が伸びないと、露骨に担当講師のせいにされますので、結構厳しいんですよ…(-_-;) それ故、お子さんの実力が伸びてくると、講師も親御さんも本人も嬉しいし、 もしどんどん成績が下がったりしたら、講師も親御さんも苦しいのです。
話を戻して、まずは講師と親との「視点の違い」を確認しておきましょう。
親としては、自分の子供一人を普段の生活からじっくり見ています。その視点はお子さん一人を「絶対的」に見ている貴重な視点です。
それゆえ、親御さんしか知り得ないお子さんの良いところや、あるいは課題などを見ることができます。
しかし、塾の講師は視点が違います。
お預かりしているお子さんを、他の子供達と、あるいは過去に見てきた生徒と比較した上で、「客観的」に見つめています。
それによって、時には親御さんとは違ったお子さんの良いところや課題を発見することができるわけです。
だから、親御さんの視点と、講師の視点の両方の情報交換ができると一番いいですよね。
講師側も、塾では見せない家での様子を聞いて、対応の仕方を変えて功を奏することも多いです。
ご家庭でも、家では見せない塾の様子を聞いて、対応の仕方を変えて、功を奏することもあるでしょう。
お子さんに課題があれば、上手く相談しながら塾でも家庭でも対処して克服していくのが一番ですよね。
やっぱり、お子さんのためには上手く講師とご家庭とでコミュニケーションがとれることが望ましいです。
電話や面談などで、講師と良好な関係を築いてくださいませ。
コメント
塾の先生との面談で、子供の様子についての相談などをしたときに、思いもよらない事を言われ、ハッとすることがよくあります。
親の目線では絶対に考え付かなかったような視点でアドバイスをしていただけるので、目からウロコの事が多く、悩んでいた気持ちが嘘のように消えていきます。
「さすが、プロだわ・・・。」
といつも感心してしまいます。
また、私の性格もすっかり見抜かれており、子供には時々、
「お母さんにこんなこと言われたんじゃない?こんなふうに怒られたでしょ。」
などと、慰めの言葉をかけてくださっているようです(笑)。
家庭と塾が情報交換をし、また相手の意見を素直に受け入れる気持ちがとても大切だと実感しています。