■一点集中力
環境整備
勉強するためには、注意を1つのことだけに向ける必要があります。
そのためには、まず気が散りそうなものを排除する事。
机の上や身の回りを点検して、「目立つもの」や「興味関心を書き立てられるもの」を目に入れないようにする事です。 読みたい本ややりたくて仕方ないゲームは勉強する場所とは別の所に置くと決めておいたほうがいいですよね。
以前担当した事のあるご家庭のお母さんは、受験が終わるまではテレビも見ないといって、完全に押入れの中にしまってしまいました。 当然親も見れないわけですから、たいした覚悟です。
また、勉強机の配置も余計なものが目に入らない配置が良いです。
月並みですが、机に座るとやる気が出るメッセージ
「絶対〇〇中に合格するぞ!」
なんて書いてみたり、今度のテストの目標や勉強のスケジュール表を貼っておくといいですよ。
集中するための儀式と習慣付け
心理学的にも「レディネス」という言葉があり、学習するための心の姿勢づくりの大切さを説いています。
私の授業でも、授業前の挨拶を「頭の中を算数に切りかえて!」と言ってしっかり挨拶をします。
すると、ざわついていた生徒たちは気持ちを切り替えます。そして、すかさず計算テストを始めます。
スポーツでもありますが、例えば大リーグ野球選手のイチローはバッターボックスに立つとき決まったポーズを取ります。 (野球好きのお父さんはご存知ですよね)
そのポーズによって目の焦点などを定めつつ、集中力を高めているわけです。
また、イチローは野球場に入る際、必ず左足からグラウンドに入るそうです。(本人いわく、そうしないと調子が悪いのだとか・・)
子供のオリジナル集中儀式としても、目薬をさす、好きな音楽を5分間聴く、1分くらい何も考えないで脱力状態になってから始める、お茶を飲む、氷を食べる、好きな香りを部屋にまく、・・・など変り種も含めて色々あるようです。
独自の集中儀式を持っていると、なんかかっこいいですよね。
また、好きな事は夢中になりますので、好きな教科から取り掛かるのも一計です。
「集中して勉強しよう」という意識が習慣化してくると、自然と勉強への取り掛かりがスムーズになっていきます。
決まった時間に決まった勉強を始めさせたり、あるいは本人なりの儀式を決めてやるように促し、それを習慣化させるのが集中力を高めるコツです。
まずはできることから、実践してみてはいかがでしょうか?
コメント
コメントありがとうございます。
集中力をつけるのってなかなか一朝一夕にいくものではありませんよね。
でも訓練期間を経て習慣化させていくと、成長と共に伸びてくるなと実感しています。
長い目で見守っていきましょう。
今日は部屋に籠もってえらい頑張ってるわと思ってのぞいてみたら、文庫サイズになった「キャッツ・アイ」3冊に没頭してました・・・。
隠したはずなのにどこから探し当てたのか?
今の子どもでも昔の面白さって分かるもんですね。
っと、そうではなくて、とにかく気合入れて余分なものを排除します。キャッツ、惜しいけど(笑)。
リビング周りも同様に片付けるべきですね。
阪神の藤川選手は登板する時に「しこを踏む」動作をしますし、朝青龍関は時間になると「まわし」を手で叩きますね。
パフォーマンスもありますが、やはりその一時集中を高めるための行動とも言えると思います。
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