お子さんを見ていて、イライラすることってありませんか?
勉強を真面目にやらない。宿題をやらない。言うことを聞かない。集中しない。ズルをする…
子供を叱りたい、注意したいこと、色々ありますよね。
塾では、限られた時間の中ですで、しっかり話さないといけない問題点がある時は、個別に面談します。
その際、心掛けていることがあります。
さまざまな注意点を述べた上で、
『最後に一言、褒め言葉を入れる』 ということです。
大人でも同じだと思いますが、例えば職場で上司からさんざん注意されても、最後に認められると、その一言が残ります。
かつて、私が塾講師になりたての頃(結構昔ですが・・)研修のために、厳しい上司の前で模擬授業をしたことがありました。
まだまだ授業技術もなく下手くそで、模擬授業の後、上司から散々注意点を言われたものです。
かなりへこみましたが、上司は最後にポロッと言いました。
「まぁ頑張りなさい。
私より板書き、うまいんだから。」
案外、そんな一言が心に残るものです。
ダメな自分にも認められている部分が少しでもあった、ということは、くじけそうになる心を、時として支えてくれるものです。
その後の私はメキメキと授業の腕を上げ、トップ講師に昇りつめました!
(↑ うそです(笑)。 でも、その一言が支えになったことは事実ですよ)
子供は未成熟だから、子供。
問題があって当たり前。
子供を叱りつけたとしても、全否定をするのではなくて、認めてあげるところは認めていることも、伝えてあげるといいですよね。