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動機は成長する

育て方

こんにちは。現役塾講師の真喜志(まきし)です。

なでしこジャパンの丸山選手がインタビューに答えていました。

「どうしてサッカーを始めようと思ったんですか?」
「小学生のとき、好きな男の子から一緒にサッカーやろうと誘われたからです。」

何だか微笑ましいエピソードですが、考えてみるとこの頃の丸山選手は、

「将来、なでしこジャパンの一選手になって、W杯で優勝したい!!」

なんて、考えてもいなかったことでしょう。
ただ、好きな男の子と一緒にスポーツできる、というのが嬉しかったのかもしれません。

しかし、サッカーを始めていくうちに、段々と気持ちが変わっていったのでしょう。

(みんなの足を引っ張らないように、もっとサッカーが上手くなりたいなぁ)
(○○君のように上手になりたいなぁ)  
(△△さんは同じ女の子なのに上手だなぁ。△△さんみたいに上手くなりたいなぁ)

(試合で負けてしまった。悔しい。今度の試合では絶対勝ちたい。もっと練習しよう!)

こんな感じで、サッカーに対する動機がどんどん成長していったに違いありません。

高校生の女子サッカー部時代には、急坂を連日のように百回ダッシュするトレーニングを積んだのだとか・・
こうして、相応の期間を経て、有能な選手として成長・活躍し、日本代表の一員に選ばれ、W杯で活躍、日本を優勝に導く一人にまで成長した、というわけです。

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さて、お子さんが中学受験を始めたばかりのことを考えてみましょう。

通塾のキッカケは、低学年であればあるほど、些細な動機だと思います。
お友だちが通っているから。体験授業が面白かったから。お母さんに連れられてきたから‥

最初から、「筑波大駒場中学校に合格して、将来東大をめざしたい。」
なんて考えて、塾に来る子はなかなかいないはずです‥(((^_^;)

結局、動機を成長させていけば良いのです。少しずつ、少しずつ成長させていけばいいのです。
まずは目の前の目標を決めて、そのために必要なことを実施して、ひとつひとつ課題をクリアしていきましょう。
気持ちの上がり下がりがあるのも当たり前です。

時と共に動機は必ず成長していきますので、忍耐強く 応援し続けることが大切です。
お子さんの成長を楽しみを持って、気長に育てていきましょう。

 

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