夏休みになりましたね。
受験生は朝からの夏期講習会漬けで忙しいかもしれませんが、非受験学年は親子で一緒にいる時間が増えるご家庭もあるのではないでしょうか?
今回はちょっとした親子のふれあいの中でお子さんの脳力を磨いてみましょう。
■発想を広げる「問いかけ親子散歩」
入試問題にも様々な発想力を求める問題が出されることもあります。
机に座り込んでウンウン考えるよりも、時には外の刺激から得る情報を元に、発想力を鍛えることも大切です。
そもそも散歩は足で一定のリズムを刻むので、脳科学者によるとセロトニン神経系が活性化して心が安定しやすい状態になるといいます。 つまり、発想に適した運動です。
そこで発想力を鍛えるのに大切なのが問い。
親子で散歩してみて、お子さんに色んな問いかけをしてあげ、それを習慣化することで発想力を鍛えることができます。
例えば散歩の途中、空き地があれば、
「もし10億円を持っていたら、この空き地に何を建てたい?」
通りがかりの店の名前を見て、
「この店の名前をもっとインパクトのあるものに変えるとしたらどうする?」
映画の宣伝ポスターが目に入ったら、
「この作品のタイトル、どう思う?あなたが映画監督だったら、どんなタイトルの作品をつくる?」
車の大混雑渋滞を見かけたら、
「この渋滞をなくすためには、どうしたらいいだろうね?」
散歩をしながら自然と目に入ったものについて、ただ受け取る側・お客の立場の視点ではなく、
仕掛け人の視点から考えたり、問題改善者の立場で考えたりすることです。
気楽にクイズ形式でやってみるいいでしょう。
心がけておくこととしては、褒めることです。
「おぉ、なかなか良い発想力だね~」
お子さんの豊かな発想力を褒めてあげましょう。