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慣れれば当たり前になる

親子 育て方

中学受験を目指されると決めた時、やっぱり親子共々それなりの覚悟がいりましたよね…

親御さんの方としては、経済的理由や塾弁、勉強補佐、さらには精神的なサポートなどなど…
様々なことでやっぱり悩みがつきものです。

そしてお子さんのほうは、公立の小学校より何倍も難しい受験勉強をこなしていかなければなりません。
毎日の家庭学習も大変だし、難しい問題を解くのも大変です。

でも、『慣れれば、当たり前』になってきますよね。

以前の教え子で、小4から塾に通いはじめた男の子がいました。
毎日の学校以外の塾の宿題をこなすのが大変で、最初の1、2ヶ月は、しょっちゅう半ベソをかきながら宿題をこなしていたそうです。

でも、段々慣れてきて、少しづつ実力もついてきて、一番下のクラスだったのに、6年生では最上位クラス生となり、しまいには難関大学付属中に合格してしまいました。
慣れれば、当たり前になってくるものです。

最初は本当に難しいと思っていた算数の難問。こんな問題ムリ!と思っていたのに… 何度も何度も似たような問題を解いているうちに、段々と解き方のポイントも分かるようになってきて、普通に解けるようになってきました。
慣れれば、当たり前になってくるものです。慣れると難問も易問に変わってくるんですね。

偏差値や周りの出来る子と比較してしまうと、どうしても我が子に難癖をつけたくなることもあるかもしれませんが… 数年前のお子さんと比べたら、たくさんのことに『慣れて』成長している姿があるのではないでしょうか。
お母様も、ずいぶん塾弁作りの手際もよくなったとか…(^^)

人間の脳の力は、繰り返し習慣化することによって鍛えられていくんですね。
そもそも塾に通って勉強する習慣がついただけでも大きな成長です。慣れれば、当たり前になる。

一回一回のテストで一喜一憂することなく、無理なく、上手に励ましながら、良い習慣がついていくように、お子さんの成長を長い目で見つめていきましょう。

受験生を抱えていらっしゃるご家庭では、そんな悠長なこと言ってられないと思われる方もいるかもしれませんが、
「中学校に入れれば終わり」ではありませんものね。(塾では終わっちゃうんですけど…)
中学受験後のことも見据えて…という視点も今だからこそ心にお留めおき下さいませ。

中学受験を通して、たくさん良い習慣が身に付いたということを祈りつつ…  
皆様の中学受験の成功を応援しております。

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