まず“調べさせる”

本棚と女の子

『みんな、宿題をやっている時、分からない問題があったらどうする?』

わたしは、こんな質問を生徒に投げかけます。

「あきらめる~」
「やる気をなくす」

・・・こらこら、その前にやることあるだろう・・・

「解説を見る~」
「お母さんに聞く」
「先生に聞く」  

・・・まぁ、いいでしょう。でもその前にやることは・・・

「・・・」

・・・(出てこないときもあるんですよね)

「まず、自分でノートや教科書を見て、調べる」

・・・そう、それが大事!

まず、自分で調べてみる事が大切です。
テキストやノートを見返してみたり、参考書や辞書をみたり。

同じ質問をお子さんにしてみてください。
自分で調べる習慣を持っている子って、少ないんじゃないですか?

「めんどくさい」 「宿題の量が多いから時間がない」

といった理由で、“自分で調べて考える”ということをしない傾向があります。
環境が整っている場合ほど、“調べる”行為をしなくなる傾向もあります。

それが習慣化されると、「すぐに答えを見る癖」「すぐに人に頼る癖」がつき始め、「自分で考えなくなる癖」がつきます。

そうなると、当然テストで点数が取れません。成績も下がります。

しまいには、カンニング行為に至ってしまう子も・・・(-_-;)

上の空

中学受験では、せめて小5の後半からは自学自習の姿勢を身につけさせる必要があります。

『中学受験バイブル』の著者でおなじみのカリスマ弁護士 荘司雅彦さんも、著書の中で「算数で、教える自分がイライラして、つい教えすぎて失敗だった」と言っています。

私も生徒の質問対応の時は、絶対にすぐに教えません。必ず本人に考えさせるようにします。

普段から、自分で考える脳を成長させるために、まず必要なのが、“調べさせる”ことです。
最初は時間がかかったとしても、必ずその行為は無駄にはなりません。

【宿題で分からない問題があったときの優先順位】

1. まず自分で調べる  ←  やらせましょう

2. 解説を見る

3. 人に聞く(親や先生)

4. 1~3の経過を経ても分からない問題は、とりあえず保留

その段階で考えても、無理やり教え込もうとしても、時間の無駄です。
よっぽど基本問題を再復習させた方がいいですよ。

大切なのは、「自分で調べたことによって、自分の力で分かった!という経験を積ませる事」です。

教える時も、最初のヒントだけ教えて、あとは自分の力で解かせたいですよね。
「自分で分かった!」という経験が多い子ほど、自分に自信がついて伸びていきますよ。

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